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マイクロソフト 5月の月例セキュリティパッチ更新 [セキュリティ]

5月11日(水)にマイクロソフトの 5月の月例セキュリティパッチがリリースされました。(米国時間 5月10日)

今回の月例セキュリティパッチは2件です。
「緊急」レベル1件、「重要」レベル1件、「警告」レベル0件です。

■概要
今回はパッチが2件あります。

・MS11-035 : WINS の脆弱性により、リモートでコードが実行される (2524426)
・MS11-036 : Microsoft PowerPoint の脆弱性により、リモートでコードが実行される (2545814)

■この脆弱性があるOS(アプリケーション)
・Windows Server 2003
・Windows Server 2008
・Windows Server 2008 R2

・Microsoft PowerPoint 2002
・Microsoft PowerPoint 2003
・Microsoft PowerPoint 2007
・Microsoft Office 2004 for Mac
・Microsoft Office 2008 for Mac
・Open XML File Format Converter for Mac
・Word/Excel/PowerPoint 2007 ファイル形式用 Microsoft Office 互換機能パック

以下のサイトに詳細情報が書いてあります。(マイクロソフト)
http://www.microsoft.com/japan/security/default.mspx

■WindowsUpdateサイト
http://windowsupdate.microsoft.com/

■ワンポイント セキュリティ情報


今月の月例セキュリティパッチの件数は少ないですね。今月のセキュリティパッチは、サーバーサイドのパッチとレガシー Office に対するものだけですね。そのため、クライアント環境にはパッチ展開が必要無い場合もあると思います。これはシステム管理者の長期休暇明けの疲れを癒すためのご褒美かもしれませんね。そんな冗談は置いておいて、サーバーサイドに対するパッチは緊急レベルのものですので、早期適用をお勧めいたします。

■既知の問題
・MS11-035
WINS が有効でない環境に適用した場合、適用が成功したように見える
http://support.microsoft.com/?kbid=2524426

・MS11-036
MS11-022 適用後、一部ファイル破損の問題を解決
PowerPoint 2002 用の更新プログラム適用後、Office XP 起動時にソフトウェアライセンス条項が表示される場合がある
http://support.microsoft.com/?kbid=2545814

・「悪用可能性指標(Exploitability Index)」変更のお知らせ
http://blogs.technet.com/b/jpsecurity/archive/2011/05/10/3427727.aspx
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