ウィルコム 「Atom」搭載のVistaマシンを開発

ウィルコムは3月3日、インテル製のモバイルインターネットデバイス（MID）やネット対応低価格デバイス向け省電力プロセッサ「Atom」（コードネーム：Silverthorne、Diamondville）を搭載し、OSにWindows Vistaを採用するシャープ製のモバイルコミュニケーションマシンの開発を発表しました。6月の提供を予定している。



■概要
この端末は、移動体通信と有線通信を融合するFMC（Fixed Mobile Convergence）との高い親和性を持ち、同社の次世代PHSサービスによるワイヤレスブロードバンド利用も視野に入れた「革新的な製品」（ウィルコム）だという。
また、全国99.3％をカバーする現行PHSのエリアにおいても定額料金で通信が行え、モバイルコミュニケーションの利便性が大きく向上する。
プラットフォームには、「Centrino Atom」（コードネーム：Menlow）と呼ばれる、Atomとグラフィックス統合型の省電力チップセット、ワイヤレスチップを含む超小型PC向けプラットフォームを採用すると思われる。

■モバイルコミュニケーションマシンの製品の主な特長

・インテルが次世代モバイル機器向けに開発を進めている最新CPU「Atom」を搭載し、高い処理性能と低消費電力の両立を実現
・マイクロソフトの最新OS「Windows Vista」を採用し、幅広いアプリケーションとの連携やネットワークサービスの利用が可能
・シャープの高精細ワイド液晶を搭載し、モバイル端末でありながらWindows Vistaがフルに楽しめる



　ウィルコムは、4月下旬に記者発表会を開催する予定。音声通話機能の有無や発売時期、仕様・外観、そして同社スマートフォン「W-ZERO3」シリーズとの関係などがこの発表会で明らかになる。


本日発表されたことはとてもびっくりしました。
しかし、いつか発表するだろうな・・・とは思っていました。
とても期待しています。機能もいろいろつきそうだし・・・
しかし、価格がとても気になります。また、前シリーズではOSがWindows Mobile系列でしたが今回はWindows Vista系列なので不安と期待が混ざっています。まず、音声機能は搭載されるのか？（Windows Vistaフォーマットで・・・）Windows Vista搭載でコストが高くなるのではなどです。
良い点では、Windows Vistaフォーマットなのでアプリケーションとの互換性を取りやすくなる事やWindows Mobileではない機能などを利用できることです。

また、次世代PHS機能も搭載される予定なのでその点も気になります。どのくらい回線速度が速くなるのかなど・・・
また、Bluetoothも搭載されるかとても気になります。

4月の記者発表会を楽しみにしています。



■リンク
・ウィルコム公式ホームページ
http://www.willcom-inc.com/ja/

・ウィルコム公式発表ページ（ニュースリリース）
http://www.willcom-inc.com/ja/corporate/press/2008/03/03/index.html

・「Atom」ニュースリリース（インテル）
http://www.intel.co.jp/jp/intel/pr/press2008/080303.htm

・シャープ
http://www.sharp.co.jp/

・インテル
http://www.intel.co.jp/jp/

・マイクロソフト
http://www.microsoft.com/ja/

タグ：ウィルコム Atom 次世代PHS W-ZERO3 Windows Vista FMC モバイルコミュニケーションマシン