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Microsoft 仮想化技術「Windows Server 2008 Hyper-V」正式リリース [サーバ]

米Microsoftは6月26日、仮想化技術「Windows Server 2008 Hyper-V」を正式にリリースしました。

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Windows Server 2008 日本語版 Active Directoryについての不具合 [サーバ]

マイクロソフトは、3月19日に日本語ロケールで Active Directory ドメイン コントローラを使用する際の注意事項および修正プログラムを公開しました。(掲載が遅れて申し訳ございませんでした。)

Windows Server 2008は、2月5日に開発完了 し3月1日から日本ではボリュームライセンス版を発売しています。
パッケージ版は4月15日の予定です。
また、同日(3月19日から日本語の評価版も公開されています。次の記事で掲載するのでそちらももし良ければどうぞ)

この不具合は日本語版で確認されていたものです。
Active Directory機能をサーバで利用する方はWindows Server 2008を利用する前にアップデートを行ってください。

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デル サーバの次世代モデル発表 [サーバ]

デルは3月19日、インテルXeonプロセッサを搭載したシングルソケットサーバの最新モデル、「PowerEdge R300」「PowerEdge T300」の販売を開始しました。
両製品とも2ソケット用のチップセットを採用することで、従来のシングルソケットサーバを超える性能を実現したという。

PowerEdge R300は、同社のPowerEdgeサーバラインアップに新たに加わることとなるラック型サーバ。
またPowerEdge T300は、従来製品であるタワー型サーバ「PowerEdge 840」の後継機種となる。

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PowerEdge R300(写真左)とPowerEdge T300(写真右)。

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マイクロソフト 「Windows Server 2008」ボリュームライセンス提供開始 [サーバ]

マイクロソフトは、2008年3月1日から「Windows Server 2008」のボリュームライセンス版の提供を開始しました。

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ちなみに、パッケージ版は4月発売予定です。

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Microsoft Windows Server 2008正式リリース [サーバ]

米国Microsoftは2月27日、サーバ関連製品の発表イベント「HEROES Happen{here}」(ヒーローは{ここ}にいる)をロサンゼルスで開催し、「Windows Server 2008」を正式リリースしました。


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■概要
今回のイベントは、「Windows Server 2008」と「Visual Studio 2008」(リリース済み)「SQL Server 2008」の3製品を紹介するもので、日本でも4月中旬に開催される予定です。
イベントのタイトルは世界中で活躍するIT技術者へのオマージュであり、MicrosoftのCEO、スティーブ・バルマー(Steve Ballmer)氏は発表に際し、ITユーザーを「業界を支える存在」と賞賛しました。


同氏は、ロサンゼルスのNokia Theaterに設置された巨大ステージで基調講演(Webキャスト配信あり)を行い、「ITプロフェッショナル一人ひとりが、エンタープライズIT業界のヒーローだ」と力説した。ただし、製品の詳細はすでに公開されており、業界では広く内容を議論したあとでの発表イベントとなったため、やや期待外れの感も否めなかった。

一方、Ballmer氏は講演で、Microsoftの顧客/パートナーと協力して進めている「ダイナミックIT」構想をアピールした。同氏によるとダイナミックIT構想は、「敏捷性の実現と複雑性への対処」「情報の保守とアクセス・コントロール」「ビジネス・バリューの向上」「ITユーザーに対するツールの提供」という4つのテーマに分類されるという。「Microsoftはデータセンターからブラウザまで、ITに変革を起こす企業である」とBallmer氏は語った。

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■機能面など・・・
また同氏は、Windows Server 2008の強化されたセキュリティ機能や省電力性に触れ、「Windows Serverにとって最も重要なリリースだ」と強調した。

Windows Server 2008は来週にも出荷開始されるが、64ビットのx86サーバの普及や、サーバの仮想化と統合という最近のトレンドを背景に、顧客の多くが64ビット版の製品を購入すると期待されている。なお、SQL Server 2008は今年第3四半期中にリリースされる見通しだ。

さらにBallmer氏は、64ビット版のWindows Server 2008のアドオンとして無料で提供される仮想化ハイパーバイザ技術「Hyper-V」の正式版リリースを見据えている。Hyper-Vは現在ベータ版での提供となっており、今後半年以内に正式リリースされる予定だ。

同氏は「(Microsoftが)サーバ仮想化市場のリーダーでないことは周知の事実」と断ったうえで、「現状ではサーバのわずか5~7%にとどまっているが、必要ならば90~100%が適切に仮想化されるべき。われわれは仮想化の“民主化”を目指している」と述べた。

また、講演の後半でBallmer氏は、同社のWebサーバ「Internet Information Service(IIS)」と、リッチ・インターネット・コンテンツを構築するブラウザ用プラグイン「Silverlight」についても語った。同氏はこれら製品を「Webアプリケーションをホストする、まちがいなく最強のプラットフォームだ」として、自信をのぞかせた。



■リンク
・マイクロソフト公式ホームページ
http://www.microsoft.com/ja/jp/

・Heroes Happen Here 日本公式サイト
http://www.microsoft.com/japan/heroeshappenhere/

・Windows Server 2008公式ホームページ
http://www.microsoft.com/japan/windowsserver2008/

マイクロソフト Windows Server 2008日本語版の開発完了 [サーバ]

マイクロソフトは、次期サーバー オペレーティングシステム「Microsoft Windows Server 2008」日本語版の開発が、米国時間の2008年2月4 日(月)に完了したことを発表しました。
日本においては、本日2008年2月5日(火)よりMSDNおよびTechNetの会員向けにダウンロードよる提供を開始し、同製品のボリュームライセンスでの発売を2008年3月1日(土)より開始します。
パッケージ製品およびWindows Server 2008搭載サーバー製品については、決まり次第別途発表する予定だそうです。

自分も開発完了を待っていました。早く製品版を利用してみたいです。

ちなみに、Windows Server 2008、Microsoft Visual Studio 2008および次期データベース製品Microsoft SQL Server 2008の発表イベントとして、2008年4月15日(火)より実施する「the Microsoft Conference 2008」の登録も同時に開始されました。

・the Microsoft Conference 2008サイト
http://www.microsoft.com/japan/msc/2008/default.mspx

■Windows Server 2008 日本語版 の製品概要
Windows Server 2008は、仮想化プラットフォームを提供するHyper-Vテクノロジや、次世代のWebテクノロジである、Internet Information Services 7.0(IIS 7.0)、PCの検疫テクノロジを提供するネットワークアクセス保護機能(Network Access Protection、通称NAP)および、サーバー管理を軽減する、Server Core、Windows PowerShell、Server Managerなどの数多くの新機能を搭載すると共に、進化したセキュリティ、Active Directoryなどにより、これまでのWindows Serverの中で、最も信頼性、管理性、安全性および統合性が高い、サーバープラットフォームです。

■リンク
・マイクロソフト 公式ホームページ
http://www.microsoft.com/ja/jp/

・Windows Server 2008 日本語版 製品情報サイト
http://www.microsoft.com/japan/windowsserver2008/

・MSDN Windows デベロッパー センター Windows Server 2008
http://www.microsoft.com/japan/msdn/windows/windowsserver2008/

・ITエンジニア向け情報サイト: TechNet Windows Server テックセンター
http://www.microsoft.com/japan/technet/windowsserver/

是非導入したいです。
このWindows Server 2008はベータ版などの時から注目していたのでやっとという気がします。

Microsoft SQL Server 2005 Developer Edition 日本語版 サービスパック2同梱

Microsoft SQL Server 2005 Developer Edition 日本語版 サービスパック2同梱

  • 出版社/メーカー: マイクロソフト
  • 発売日: 2007/04/27
  • メディア: ソフトウェア


Microsoft Windows Server 2003 R2 w/SP2 Standard Edition 5クライアントアクセスライセンス付

Microsoft Windows Server 2003 R2 w/SP2 Standard Edition 5クライアントアクセスライセンス付

  • 出版社/メーカー: マイクロソフト
  • 発売日: 2007/05/11
  • メディア: ソフトウェア


Microsoft Windows Server 2003 R2 Standard Edition アカデミック 5クライアントアクセスライセンス付

Microsoft Windows Server 2003 R2 Standard Edition アカデミック 5クライアントアクセスライセンス付

  • 出版社/メーカー: マイクロソフト
  • 発売日: 2007/05/11
  • メディア: ソフトウェア


Microsoft Windows Server 2003 R2 Standard w/SP2 x64 Edition 5CAL付 日本語版 アカデミック版

Microsoft Windows Server 2003 R2 Standard w/SP2 x64 Edition 5CAL付 日本語版 アカデミック版

  • 出版社/メーカー: マイクロソフト
  • 発売日: 2007/05/11
  • メディア: ソフトウェア


Microsoft Windows Small Business Server 2003 R2 Standard Edition 5クライアントライセンス付

Microsoft Windows Small Business Server 2003 R2 Standard Edition 5クライアントライセンス付

  • 出版社/メーカー: マイクロソフト
  • 発売日: 2006/09/15
  • メディア: ソフトウェア


マイクロソフト Windows Server 2008の価格発表 [サーバ]

マイクロソフトは1月25日、Windows Server 2008 日本語版の価格体系を発表しました。
北米では2月27日、日本では4月15日の発売が決定しています。
前バージョンであるWindows Server 2003の発売から5年近く経ったメジャー・アップデートとなるWindows Server 2008は、現在リリース候補1版(RC1)が配布されています。
自分も現在テスト中です。結構機能が良いので期待しています。サーバのメモリーを増設したりして準備しています。

今回発表された価格体系は以下のとおりです。
なお、仮想化機能である「Hyper-V」非搭載バージョンの価格については、後日発表予定だという。

■価格体系
●パッケージ版(参考価格 税抜)
・Windows Server 2008 Standard 日本語版 (5 CAL) 18万8,000円
・Windows Server 2008 Enterprise 日本語版(25 CAL) 72万円
・Windows Web Server 2008 日本語版 8万5,800円
・Windows Server 2008 日本語版 5CAL 3万2,600円

●ボリュームライセンス(新規購入の場合 税抜)
・Windows Server 2008 Standard 日本語版 14万円
・Windows Server 2008 Enterprise 日本語版 45万4,000円
・Windows Server 2008 Datacenter 日本語版 46万3,000円
・Windows Server 2008 for Itanium-based Systems 日本語版 46万3,000円
・Windows Web Server 2008 日本語版 7万7,500円
・Windows Server 2008 日本語版 1CAL 5,500円

自分は購入しようと思っていますが前のバージョンの時より少し高めですね・・・
また、4月15日に発売されるWindows Server 2008に、Hyper-Vは搭載されていません。
かねてよりマイクロソフトは、「Hyper-VはWindows Server 2008が製造工程向けにリリースされてから180日後に出荷する予定」と説明しています。
Hyper-VはWindows Server 2008の注目の機能なのでできるだけ早くリリースしてほしいです。

また、マイクロソフトでは2008年9月末まで、Windows Server 2003とほぼ同額で購入できる「Windows Server 2008早期導入キャンペーン」を実施するとしています。

■リンク
・マイクロソフト公式ホームページ
http://www.microsoft.com/ja/jp/

・Windows Server 2008製品ページ
http://www.microsoft.com/japan/windowsserver2008/

・Windows Server 2008 早期導入キャンペーンページ
http://www.microsoft.com/japan/windowsserver2008/jumpstart/


マイクロソフト Windows Server 2008詳細発表 [サーバ]

マイクロソフト株式会社は11月13日、仮想化テクノロジー「Hyper-V」を含む、次期オペレーティングシステム、「Microsoft Windows Server 2008」日本語版のライセンス体系と、「Microsoft Hyper-V Server」日本語版を提供することを発表しました。(米国では12日)

次期オペレーティングシステムである、Windows Server 2008日本語版は、Beta 3、RC0(製品候補版)を含めた配布数が10月末で11万を超え、既に多くのユーザー企業およびパートナー企業が導入、販売に向けての準備が進められています。
また今回、開発コードネーム「Viridian」、「Windows Server Virtualization」と呼ばれていたハイパーバイザー型の仮想化テクノロジーの名称を、「Hyper-V」に決定した事を発表しました。
さらに、Hyper-Vテクノロジーを含むWindows Server 2008日本語版のライセンス体系を決定するとともに、Windows Server 2008とは別に、仮想化製品として「Microsoft Hyper-V Server」日本語版(以下、Hyper-V Server)を提供することを発表いたしました。

●Windows Server 2008日本語版およびHyper-V Server日本語のライセンス体系について
Windows Server 2008ファミリーは、仮想化テクノロジーである「Hyper-V」を含む、あらゆる規模と用途のビジネスに幅広く対応するため、ボリュームライセンスプログラム、OEM プレインストールおよびパッケージ製品で以下のエディションが提供されます。
また、仮想化製品「Hyper-V Server」をボリュームライセンスプログラム経由、OEM プレインストールでWindows Server 2008とは別に提供されます。

ライセンス体系は下記の通りです。

■ Microsoft Windows Server 2008 Standard 日本語版
・5または10クライアントアクセスライセンス(CAL)付き、1仮想インスタンス実行権付き
・Hyper-V 使用権付き
・ボリュームライセンス、パッケージおよびOEMプレインストールでの提供
・ボリュームライセンスはx86とx64を使用可能、パッケージはx86とx64メディアを含む、OEMは各社毎に異なる

■ Microsoft Windows Server 2008 Enterprise 日本語版
・25クライアントアクセスライセンス(CAL)付き、4仮想インスタンス実行権付き
・Hyper-V 使用権付き
・ボリュームライセンス、パッケージおよびOEMプレインストールでの提供
・ボリュームライセンスはx86とx64を使用可能、パッケージはx86とx64メディアを含む、OEMは各社毎に異なる

■ Microsoft Windows Server 2008 Datacenter 日本語版
・プロセッサライセンス(クライアントアクセスライセンスが別途必要)、無制限の仮想インスタンス実行権付き
・Hyper-V 使用権付き
・ボリュームライセンス、OEM ハードウエア プレインストールでの提供
・ボリュームライセンスはx86、x64の使用権を含む、OEMは各社毎に異なる

■ Microsoft Windows Server 2008 for Itanium-based Systems 日本語版
・プロセッサライセンス(クライアントアクセスライセンスは別途必要)、無制限の仮想インスタンス実行権付き
・ボリュームライセンス、OEMプレインストールでの提供での提供
・ボリュームライセンス、OEM共にItanium版を使用

■ Microsoft Windows Web Server 2008 日本語版
・クライアントアクセスライセンス(CAL)なし、追加仮想インスタンス実行権なし
・ボリュームライセンス、パッケージおよびOEMプレインストールでの提供
・ボリュームライセンスはx86とx64を使用可能、パッケージはx86とx64メディアを含む、OEMは各社毎に異なる

■ Microsoft Windows Server 2008 Standard without Hyper-V 日本語版
・5または10クライアントアクセスライセンス(CAL)付き、1仮想インスタンス実行権付き
・Hyper-V 使用権無し
・ボリュームライセンス、パッケージおよびOEMプレインストールでの提供
・ボリュームライセンスはx86とx64を使用可能、パッケージはx86とx64メディアを含む、OEMは各社毎に異なる

■ Microsoft Windows Server 2008 Enterprise without Hyper-V 日本語版
・25クライアントアクセスライセンス(CAL)付き、4仮想インスタンス実行権付き
・Hyper-V 使用権無し
・ボリュームライセンス、パッケージおよびOEMプレインストールでの提供
・ボリュームライセンスはx86とx64を使用可能、パッケージはx86とx64メディアを含む、OEMは各社毎に異なる

■ Microsoft Windows Server 2008 Datacenter without Hyper-V 日本語版
・プロセッサライセンス(クライアントアクセスライセンスは別途必要)、無制限の仮想インスタンス実行権付き
・Hyper-V 使用権無し
・ボリュームライセンス、OEM ハードウエア プレインストール
・ボリュームライセンスはx86、x64の使用権を含む、OEMは各社毎に異なる

■ Microsoft Hyper-V Server 日本語版
・仮想化インスタンスでサーバーを使用するためには、別途サーバーライセンスの購入が必要
・ボリュームライセンス、OEM ハードウエア プレインストールで提供
・x64版のみの提供

●Windows Server 2008日本語版およびHyper-V Server 日本語版の価格について
Windows Server 2008 日本語版およびHyper-V Server 日本語版の価格は、決定後ご案内しますとのことです。

●リンク
・マイクロソフト公式ホームページ
http://www.microsoft.com/japan/

・マイクロソフト公式発表ページ
http://www.microsoft.com/japan/presspass/detail.aspx?newsid=3263

・マイクロソフト公式発表ページ(英文)
http://www.microsoft.com/presspass/press/2007/nov07/11-12HyperVPR.mspx?rss_fdn=Press%20Releases

・Windows Server 2008
http://www.microsoft.com/japan/windowsserver2008/default.mspx

・Microsoft Windows Server 2008 エディション概要
http://www.microsoft.com/japan/windowsserver2008/editions/overview.mspx

・Windows Server Hyper-V の詳細
http://www.microsoft.com/japan/windowsserver2008/virtualization/default.mspx


マイクロソフト Windows Server最新版など2008年2月発売 [サーバ]

米Microsoftは7月10日、米コロラド州デンバーで開催のWorldwide Partner Conference 2007で、Windows Server 2008、SQL Server 2008、Visual Studio 2008のリリース時期を発表しました。
いずれも、2008年2月27日に同時に提供開始となる予定です。
Windows Server 2008(コードネーム「Longhorn」)は当初、年内の提供を予定していました。

 Windows Server 2008、SQL Server 2008、Visual Studio 2008は、セキュリティを強化し、信頼性を向上させた「次世代のWebベースサービスアプリケーションの基盤となる」プラットフォームで、仮想化やビジネスインテリジェンスも幅広くサポートするという。米ロサンゼルスを皮切りに、世界中でローンチイベントを開催する計画。

 新製品投入に先立ち同社では、トレーニングやオンラインイベント、バーチャルイベントなどを通じ、顧客やパートナー企業に対し新製品の紹介などを行う予定です。

Windows Server 2008は今年中に提供と情報が流れていたので延期で残念です。現在はベータ版を試しているので早く製品版を試したいです。また、SQLやVisual Studioの最近版もかなり興味深いです。

■リンク
・マイクロソフト 公式ホームページ
http://www.microsoft.com/ja/jp/

・マイクロソフト 公式発表ページ
http://www.microsoft.com/presspass/press/2007/jul07/07-10WPCDay1PartnersPR.mspx


マイクロソフト 次期サーバOS「Longhorn」ベータ3日本語版公開 [サーバ]

マイクロソフトは4月26日、今年上半期に出荷予定の次期サーバOS「Longhorn」(開発コード名)の日本語版ベータ3をWebサイトで公開しました。
日本語版の公開は初めてで、マイクロソフトは企業の情報システム担当者などに検証を呼びかけています。企業のIT予算の7割を占めるといわれる運用管理コストの削減効果を訴える。

■概要
米マイクロソフトのウィンドウズ サーバー部門 ゼネラル マネージャ ビル・レイン氏はLonghornの特徴的な機能を説明しました。
特徴の1つはLonghornの最小インストールオプションである「Server Core」の実装。シェル(explorer.exe)やGUIがないサーバのごく基本機能だけを提供することで、セキュリティ保護やメモリの効率的な利用を実現する。コマンドプロンプトかリモートから操作する。レイン氏は「システムの保守を最低限にする」と説明した。説明会ではServer Coreのデモンストレーションも行われた。

もう1つの特徴はターミナルサービスの強化。Windows Server 2003までのターミナルサービスはクライアント画面にサーバ側のデスクトップが現れて、その中でアプリケーションを利用する形態だった。
しかし、Longhornが実装する「TS RemoteApp」はデスクトップ画面ではなく、アプリケーションの画面だけがクライアントに現れる。クライアントからアプリケーションを呼び出したり、Webブラウザでアプリケーションにアクセスする(TS Webアクセス)ことも可能です。
デモンストレーションでは、Windows XP SP2のクライアントからLonghorn上のノートパッドを起動し、LonghornのIMEで文字入力をする様子が示された。

 セキュリティ機能ではシスコシステムズの「Network Access Protection」(NAP)をサポートし、ネットワークに接続されるクライアントPCのセキュリティ対策を事前にチェックする検疫機能を搭載した。異なる組織間でのシングルサインオンを実現する「IDフェデレーション」にも対応します。

 基幹系システムへのWindowsサーバの採用を目指し、リソースの動的パーティショニングもサポート。「メインフレームクラスの機能を投入する」(レイン氏)という。仮想化技術の「Windows Virtualization」も今年後半には公開する予定だ。ワークフロー技術の「Windows Workflow Foundation」、コミュニケーション基盤の「 Windows Communication Foundation」も実装する。

 Longhornはベータ3で主要機能を実装し、今後は安定化向上フェイズに入る。次に出荷候補版をリリースし、下半期に開発を完了。その後、製品をリリースする予定です。

自分でも実験用に現在ダウンロード中です。休み中に実験してみたいと思います。楽しみです。

■ダウンロード先
http://www.microsoft.com/technet/prodtechnol/beta/lhs/default.mspx

■リンク
・Windows Server "Longhorn"公式ホームページ
http://www.microsoft.com/japan/windowsserver/longhorn/

・マイクロソフト発表資料
http://www.microsoft.com/japan/presspass/detail.aspx?newsid=3039


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